個人再生後のクレジットカードと分割審査：7年後の体験談

いつも当チャンネルをご覧いただきありがとうございます。今回は、以前個人再生を経験された方からの貴重な体験談をご紹介します。この方は2018年に個人再生を行い、660万円の借金を130万円まで減額、2022年に完済されました。しかし、CIC（信用情報機関）の記録は2027年まで残る予定で、いわゆる「異動情報」がある状態です。そのような状況下で、クレジットカードの審査や分割審査がどうだったのか、詳細な情報をご提供いただきました。

クレジットカード審査の現状

まず、クレジットカードについてですが、一般的に通りやすいと言われている楽天カード、アメックス、PayPayカード、セゾンカード、ライフカードなどは全て審査に落ちています。特にライフカードはデポジット型での再審査も通りませんでした。

しかし、唯一審査に通ったのがメルカードです。2022年にメルカードが誕生してすぐに申し込んだところ、最初は限度額1万円でしたが、一度利用しただけで5万円に増額。その後、翌月には20万円まで増額されました。メルカリを継続的に利用しているものの、その後は限度額の増額はありませんでしたが、先日メルカードゴールドが登場した際に申し込んだところ、審査に通り、限度額が30万円まで増額されました。

メルカードゴールドの限度額30万円は、光熱費などの引き落としにも十分利用できる金額です。

分割審査の状況

分割審査については、auを利用している中で、個人再生手続き前は店頭での分割審査が通らないことがあっても、ネットでは審査に通ることがありました。しかし、個人再生後は審査が全く通らず、完済後の2023年9月に、iPhone 15 Pro 256GB（約20万円）の分割審査に久しぶりに通りました。その後、現在まで機種変更という形で、分割35万円と分割20万円の契約を支払い中です。

35万円の分割審査に通ったということは、ほとんどの分割審査は大丈夫だろうと思われます。ただし、これは全て機種変更という形での審査であり、10万円以下のApple Watchでさえ、新規の番号だと審査に弾かれてしまいます。機種変更している番号は2011年以来auを利用しており、支払いの遅延は一度もありませんでした。長期利用の信用などが影響しているのかもしれません。

店頭とネットでの審査基準の違いも感じています。以前、auショップでは分割審査が否決されたものの、auのオンラインショップから申し込んだら審査に通ったという経験があります。

分割審査において、長期利用で支払いの遅延がないことが、金融ブラックの状態にどれほどの影響があるのかはわかりませんが、実例として共有させていただきます。

まとめとアドバイス

今回の体験談から、個人再生後でもメルカードのような一部のクレジットカードは取得可能であること、また、分割審査も長期利用の実績があれば通る可能性があることがわかりました。

特に、メルカードは金融ブラックの方にとって貴重なカードと言われています。もし興味があれば、ぜひ申し込んでみてください。

今回の情報が、同じような状況の方にとって少しでも参考になれば幸いです。諦めずに、再スタートを目指しましょう。