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CICクレジットガイダンス導入!個人再生後のスコアは?アメックス審査落ちの真相も解説
CIC(株式会社シー・アイ・シー)が新たに導入したクレジットガイダンスについて解説します。クレジットガイダンスは、消費者の安心なクレジットライフをサポートし、クレジット会社の適正な与信に貢献することで、豊かなクレジット社会を実現することを目的としています。
クレジットガイダンスとは?
クレジットガイダンスは、クレジットカードの申し込み者を200点から800点の間で数値化するものです。これにより、自身の信用力を客観的に把握できるようになります。今後はクレジットカード会社が与信判断に利用する可能性があり、例えば「三井住友カードは550点以上必要」「DCカードは600点以上必要」といった基準が設けられるかもしれません。
個人再生後のクレジットガイダンス
今回、視聴者の方から個人再生後にクレジットガイダンスがどうなったかという貴重な情報提供がありました。
個人再生とは?
個人再生とは、借金の返済が困難な個人が行う民事再生手続きです。債権者の意見を聞いた上で裁判所が認めた再生計画に基づいて借金を減額し、返済していく手続きです。
個人再生の主な特徴は以下の通りです。
- 借金を大幅に減額できる
- 住宅などの財産を維持できる
- 自己破産のように職業に対する制限がない
提供された情報
- 状況: 令和元年12月に民事再生認可決定。令和2年1月から支払いを開始し、令和4年12月に支払いを全額完済。
- 債権者: 千葉銀行保証、ジャックス、オリコ、楽天カード、アメックス、モビット、イオンカードの7社。合計750万円。
- 返済額: 20%の150万円を3年かけて完済。
- CIC情報開示: クレジットガイダンス540点。異動情報の削除は令和9年末。
異動情報が残っているにも関わらず540点というスコアは、クレジットカードを狙える可能性を示唆しています。
アメックス審査落ちの真相
全て完済後、アメックスに申し込んだところ、5秒で審査落ちしたとのことです。不思議なことに、信用情報にアメックスの申し込み情報が記載されていませんでした。これは、信用情報を照会する前に拒否されたことを意味し、社内ブラックリストに登録されている可能性が高いと考えられます。
過去に債務整理を行った場合、社内ブラックリストに登録され、審査なしで拒否されるケースは十分にあり得ます。現時点ではアメックスの作成は難しいかもしれませんが、時間を置くことで状況が変わる可能性もあります。
まとめ
個人再生後でも、クレジットガイダンスで540点というスコアが出たことは、再スタートを切る上で大きな一歩となります。ただし、過去に債務整理を行ったクレジットカード会社では、社内ブラックリストの影響で審査が通らない可能性もあります。
今回の情報提供を通じて、債務整理後の信用回復について、より深く理解することができました。
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