メルカリで株主優待券が高額取引される謎！その背景にある現金化の実態とは？

今回は、メルカリで異様に高額で取引されている商品、株主優待券について解説します。なぜ額面以上の価格で売買されているのか、その理由を探っていきましょう。

メルカリで高額取引される株主優待券

実際にメルカリに出品され、売り切れとなっている商品を見てみましょう。例えば、ゼンショー（すき家、なか卯、はま寿司）の株主優待券3,000円分が3,360円で、スシローの株主優待割引券5,500円分が5,650円で、モスバーガーの株主優待券4,000円分が4,500円で、カレーハウスCoCo壱番屋の株主優待券2,000円分が2,100円で売れています。

なぜ、額面以下の価値しかない株主優待券を、わざわざ高い金額で購入する人がいるのでしょうか？100円でも損をするように思えますよね。

高額取引の理由は現金化

その理由は、現金化です。Yahoo!知恵袋にも同様の疑問が寄せられていました。「メルカリなどで食事券が額面以上の金額で売られていて、それが売れている謎。例えば5,000円のものが5,500円になっているのに、なぜ買うんですか？不思議でなりません。普通に考えたら5,000円を見せて払う方が得ですよね。わざわざ株主優待に高い500円を払って買う意味ではないですよね。」

この疑問に対する答えとして、以下のような状況が考えられます。

1. クレジットカードで購入
   株主優待券をクレジットカードで購入します。
2. 金券ショップで換金
   購入した株主優待券を金券ショップですぐに換金します。

こうすることで、一時的に現金を手に入れることができます。もちろん、後日クレジットカードの支払いが発生しますが、当座の資金が必要な人にとっては有効な手段となります。特に、切羽詰まった状況にある人にとっては、藁にもすがる思いで利用しているようです。

例えば、2,100円で購入した株主優待券を金券ショップで1,700円～1,800円で売却すれば、一時的に現金が手に入ります。

現金化のデメリット

しかし、こういった現金化は、後々苦しくなるだけで、おすすめできません。結局、差額で損をするのは自分自身です。その場しのぎにしかならず、根本的な解決にはなりません。

メルカードの紹介

メルカリを利用するなら、メルカードが便利です。メルカードは、比較的発行しやすいと言われており、過去に金融事故を起こしたブラックリストに載っている人でも審査に通った事例が多く報告されています。

まとめ

メルカリで株主優待券が高額取引される背景には、現金化のニーズがあることがわかりました。しかし、現金化は一時しのぎにしかならず、後々苦しくなるだけです。安易な現金化に頼らず、計画的な資金管理を心がけましょう。