メルカードを公共料金やサブスク支払いに使うと危険？利用者の体験談から注意喚起

メルカリが発行するメルカードは、独自審査で金融ブラックの方でも取得できる可能性があることで知られています。過去の動画でも、どのような状況の方が発行できたのかをご紹介してきました。今回は、メルカードを公共料金やサブスクの支払いに利用していたところ、思わぬ事態に遭遇してしまったという体験談をご紹介します。

不正利用の疑いでカードが利用停止に

Twitter（X）を通じて、以下のようなメッセージが寄せられました。

「こんばんは。メルカードを使いまくっていたら、こんなメールが来ました。」

重要：事務局からのお知らせ

「お客様がお持ちのメルカードにつきまして、第三者による不正利用の可能性があるとの報告がございました。」

この方は、身に覚えのない請求がないか支払い履歴を確認しましたが、怪しい支払いは一切なかったそうです。全てご自身で利用した覚えしかないとのことでした。

しかし、メルカードは再発行となり、公共料金や携帯電話料金などの支払いをメルカードに設定していたため、全て変更する必要が生じてしまいました。

この方は、「YouTubeの皆さんに、こんなことが起きるからメルカードに月額払い設定しないように言ってほしいです」と注意喚起を促しています。

メルペイ側の回答は詳細不明

何度かメルペイに問い合わせたところ、以下のような返信があったそうです。

「この度はメルカードをご利用に際してご不便をおかけして申し訳ございません。お問い合わせの件ですが、セキュリティ上の理由により詳細についてはご案内いたしかねますので、何卒ご容赦ください。」

具体的な不正利用の内容については、一切教えてもらえなかったとのことです。

何度問い合わせても同様の回答しか得られず、結局、不正利用がないにも関わらず、カード番号が変更されるという結果になってしまいました。

メルカードの利用枠変動にも注意

メルペイのあと払いとメルカードは、基本的に同じ利用枠を共有します。この利用枠は毎月1日に更新され、通常のクレジットカードとは異なり、利用状況によって変動します。

例えば、今月は50万円の利用枠があったとしても、翌月には10万円に減額される可能性もあります。

そのため、公共料金などの固定費をメルカードで支払っている場合、利用枠が減額されると支払いができなくなる可能性があります。

まとめ

不正利用の疑いでカードが利用停止になるケースは、他のクレジットカード会社でも起こり得ます。しかし、メルカードのように利用枠が毎月変動する点は、他のカードにはあまり見られない特徴です。

利用枠が急に減額された場合、引き落としができずに信用情報に傷がつく可能性もあります。

そのため、メルカードしか持っていない場合は仕方ありませんが、他のクレジットカードをお持ちの場合は、公共料金などの月額払いをメルカードに設定するのは避けた方が賢明かもしれません。

今回の体験談が、皆様のカード利用の参考になれば幸いです。