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クレジットカード審査の現状:CICクレジットガイダンスとスコアリングの実例
クレジットカードの審査において重要な役割を果たす信用情報機関CIC。この度、CICは2023年11月28日から新しいサービス「クレジットガイダンス」を開始しました。これは、消費者の安心なクレジットライフをサポートし、多重債務者などの発生を抑制することで、より豊かなクレジット社会の実現を目指すものです。
クレジットガイダンスとは?スコアリングの導入
クレジットガイダンスの大きな特徴は、スコアリングによる信用状態の可視化です。従来の信用情報に加え、年齢や性別、勤務先といった属性情報を除外した、客観的な取引事実(支払状況や残高など)に基づいて算出される「Cスコア」が表示されるようになります。
Cスコアは200点から800点の間で評価され、個人の信用状態を数値で把握することが可能です。例えば、500点以上であれば三井住友カードなどの特定のカードを取得できる可能性が高まるなど、今後はスコアによってカードの取得難易度が明確になっていくことが期待されます。
スコア478点でのカード取得事例:貴重な情報提供
今回、Cスコアが478点という方から、実際にどのカードが取得できて、どのカードがダメだったのかという貴重な情報提供をいただきました。この方は「喪明け」という条件付きではありますが、喪明けでなかなかカードが作れない方や、スコアが478点に近い方にとっては非常に参考になる情報です。
難易度が高かったカード(取得不可)
- ラグジュアリーカード
- JCBプラチナカード
- ダイナースクラブカード(平カード、プラチナプリファード)
- dカードプラチナ
取得できたカード
- ビックカメラスイカカード
- セゾンプラチナビジネスアメックス
JCBオリジナルシリーズの平カードであれば、取得できる可能性があるとのことです。また、JCBカードSやJCBカードWは、金融ブラックの状態でも取得できるチャンスがあるため、狙ってみる価値があるかもしれません。
提供者の方は、セゾンプラチナビジネスアメックスが取得できたことについて、「喪明けたらどんなカードもいけると思っていた自分が恥ずかしい」とコメントされていますが、これだけのカードが取得できれば十分と言えるでしょう。
ダイナースクラブカード取得までの道のり
提供者の方は、ダイナースクラブカードの取得に5年間、11回の審査を経てようやく成功したとのことです。審査完了のメールを受け取った際には、喜びもひとしおだったことでしょう。
まとめ:スコアとカード取得難易度の関係性
今回ご紹介した情報は、あくまで一例であり、全ての方に当てはまるわけではありません。しかし、Cスコアとカード取得難易度の関係性を知る上で、非常に貴重な情報と言えます。
喪明けでカード取得を諦めている方や、自身のスコアが気になる方は、ぜひ今回の情報を参考に、カード選びに役立ててみてください。
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