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自己破産後の信用情報回復:CIC情報解除の重要性と実体験
自己破産後の生活再建において、信用情報の回復は非常に重要な課題です。特に、CIC(株式会社シー・アイ・シー)の信用情報がどのように扱われるかは、今後のクレジットカードの利用やローン審査に大きく影響します。今回は、自己破産後に免責許可を得た方が、実際にCICの情報を解除した体験談を基に、その重要性と具体的な手順について解説します。
自己破産における免責とは?
自己破産における免責とは、破産手続きによって配当が得られなかった債権について、債務者がその債務を弁済する責任から解放されることを指します。簡単に言うと、それまでの借金を支払わなくても良くなるということです。
視聴者様からの貴重な体験談
いつも動画を拝見している視聴者様から、自己破産後のCIC情報解除に関する貴重な体験談が寄せられました。
自己破産から7年後のクレジットカード審査
7年ほど前に自己破産し、当時500万円ほどの借金を抱えていたAさんは、「今後はクレジットカードは作れないだろう」と思っていました。しかし、クレジットカードがないと不便を感じ、思い切って楽天カードに申し込んだところ、ショッピング枠10万円で審査に通過しました。
その後、三井住友カードNLとAmazonカードにも申し込み、いずれもショッピング枠10万円で審査に通りました。しかし、枠が少ないことから、自己情報がまだ影響しているのではないかと感じ、個人でCICの情報を開示することにしました。
CIC情報開示で判明した事実
CICの情報を開示したところ、債権者2社の情報が「異動」のままで、延滞状態が記録されたままでした。ネットで調べた結果、5年で信用情報は削除可能であることがわかりました。
情報の削除方法がわからず、司法書士などに問い合わせたところ、「免責許可を得ている場合は、個人でも削除依頼が可能」とのことでした。ただし、依頼すると2社で10万円ほどの費用がかかると言われました。
個人での削除依頼に成功
費用を抑えるため、Aさんは思い切って2社に連絡したところ、あっさりと対応してもらえました。提出する資料も、名前、生年月日、住所程度で、あとは官報の情報で確認するとのことでした。
Aさんは、今回の経験から、免責許可を得た場合でも、一度CICの情報を開示して確認することの重要性を痛感しました。債権者の担当者によると、免責許可を得たことまで追跡調査しない場合もあり、放置すればずっと延滞情報のままになる可能性があるとのことです。
CIC情報が自動で削除されない理由
自己破産後、CICの情報が自動的に削除されるわけではありません。債権者によっては、削除手続きを積極的に行わない場合や、嫌がらせで削除しない場合もあるようです。そのため、ご自身でCICの情報を確認し、必要に応じて削除依頼を行う必要があります。
CIC情報が残ったままの場合のリスク
CICに延滞情報が残ったままクレジットカードを申し込むと、本来削除されているはずの情報が残っているために、審査に落ちる可能性があります。自己破産後にクレジットカードを申し込む際は、必ずCICの情報を確認し、不要な情報が残っていないか確認することが重要です。
専門家への依頼も検討
今回の体験談では、Aさんがご自身でCICの情報を削除することに成功しましたが、債権者によっては対応が難しい場合もあります。そのような場合は、専門家(弁護士や司法書士など)に依頼することも検討しましょう。
まとめ
自己破産後の信用情報回復は、時間と手間がかかる作業ですが、今後の生活を考えると非常に重要なことです。今回の体験談を参考に、ご自身の状況に合わせてCICの情報を確認し、適切な対応を行いましょう。
私もありがたいことに、債務整理に関する専門家と提携させていただいております。借金問題でお悩みの方は、お気軽に公式LINEからお問い合わせください。無料で相談に乗っていただけます。
今回の情報が、皆様のお役に立てれば幸いです。ご視聴いただき、ありがとうございました。
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