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CICが信用スコアリングサービスを開始!金融ブラックにも影響は?
金融ブラックの方にとって気になるニュースが飛び込んできました。CIC(シー・アイ・シー)が、2023年11月28日から新しい信用スコアリングサービスを開始するとのことです。
クレジットガイダンス提供開始のお知らせ
CICから「クレジットガイダンス提供の開始のお知らせ」が発表されました。これまでは分かりにくかった信用情報が、200点から800点の間で数値化され、可視化されるようになります。
金融ブラックの定義も変わる?
これまで「金融ブラック」といっても、どの程度の状態を指すのか曖昧な部分がありました。しかし、スコアリングサービスによって、200点が最低点であるならば、「自分は200点なのか」「250点でも金融ブラックなのか」といった具体的な判断ができるようになります。
カード取得の目安にも?
さらに、自分が狙っているクレジットカード(例えば、Amazon Mastercard、三井住友カード、JCBカードなど)の取得に必要なスコアがカード会社から発表されれば、「Amazon Mastercardは450点が必要」「JCBカードは600点が必要」といった具体的な目標が見えてきます。
スコア算出の仕組み
スコアの算出には、年齢や年収などの属性情報は含まれず、実際の取引データのみが考慮されるとのことです。CICの発表によると、スコアリングには以下の情報が利用されます。
- 申し込み件数: 5%程度の割合で使用されるようです。申し込みすぎは良くないということが分かります。
- 契約数: カードの持ちすぎも影響があるようです。
- 残高: 利用状況や未払い分などが影響する可能性があります。
これらのカテゴリーの割合でスコアリングされるため、金融ブラックの方がスコアアップを目指す場合、どの項目を改善すれば良いのかが明確になります。
スコアアップでカード取得も可能に?
例えば、現在のスコアが350点の方が、370点までスコアを上げればライフカードを取得できる可能性がある、といった具体的な目標設定が可能になります。そのためには、異動情報を消したり、事故情報を整理したりするなど、具体的な対策を講じることができます。
まとめ
今回のCICの信用スコアリングサービス開始は、金融ブラックの方にとって、自身の信用状況を客観的に把握し、改善するための大きな一歩となるでしょう。スコアアップを目指して、クレジットカードの取得やローン審査の通過を目指してみてはいかがでしょうか。
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